
インターネットの検索窓に「ブックメーカー」と入力すると、サジェストワードに「詐欺」とでてきます。
ブックメーカー=詐欺?!
いえいえ違います。
ここではブックメーカーが詐欺ではなく、安心して遊べるという3つの事実を解説するとともに、なぜ詐欺というサジェストワードが出てくるのかも合わせて説明していこうと思います。
ブックメーカーは合法的な許認可事業
そもそもブックメーカーは、イギリス発祥の賭けの胴元のことです。
ブックメーカーの歴史については、以下の記事でまとめています。
》ブックメーカーの歴史は?
「賭けの胴元」と言うと、日本ではあまりいい印象は持たれないかと思いますが、ブックメーカーは、日本のJRA(日本中央競馬会)のような物と思ってください。
JRA(日本中央競馬会)は国営の団体で、日本においては、国営または地方自治体運営のものしか公営ギャンブルとして認めらていません。
では、ブックメーカーは?というと、ブックメーカー自体は民間の企業となりますが、ブックメーカーを運営する上で、必ずライセンスが必要になります。
発祥であるイギリスをはじめ、様々な国でライセンスを発行しています。
ライセンスを取得するためには、厳しい審査をパスしないと発行されないため、ブックメーカー企業は健全な運営をしないといけません。
また、ライセンスは更新をしないといけないため、継続的に健全な運営をしていかないといけなくなります。
日本では「ギャンブル=いけないもの(悪)」のイメージが強いですが、海外では、スポーツをより楽しむためのものとして、ブックメーカーが存在し、その国の文化として根付いている合法的なものになっています。
ブックメーカーで不払いなどの事件は発生していない
ブックメーカーの事業をしている企業も星の数ほど存在しています。
しかしながら、日本に進出しているブックメーカーでの不払いの事実は一切ありません。
そんなことをしてしまったら、ブックメーカーのライセンスは剥奪されてしまいます。
今後、事業が出来なくなってしまうリスクがあるのに、不払いをするはずがありません。
多くのブックメーカーは健全に賭けを楽しむ場を提供し続けてくれているので安心して遊ぶことができます。
ブックメーカーはギャンブル依存にならないための対策も万全
ブックメーカーは自身が健全であることもさることながら、遊んでくれるプレーヤーの健全性も考慮しています。
それがギャンブル依存にならないための対策です。
具合的にはどのような取り組みをしているんでしょうか。
- 入金制限をすることができる
- アカウントを一定期間休眠させることができる
- 連続でログインできる時間を設定することができる
- アカウントを完全に消去することができる
どれもが、自分で設定をしないといけないものになります。
しかしながら、ブックメーカーからすれば、できるだけお金を使ってくれたほうが良いに決まっています。ところが、会社の社会的貢献を考え、ギャンブル依存にならないための取り組みを実施しています。
ブックメーカーが詐欺と言われる理由を解説
ここまでブックメーカーは詐欺ではないということをお伝えしてきましたが、それでも「詐欺」という言葉が使われているにはちゃんとした理由があります。
それは、ブックメーカー自体が詐欺なのではなく、ブックメーカーを始めようとしている初心者をつかまえて、詐欺まがいなことをする人たちが大勢いることが理由です。
具体的には、ブックメーカーの高額塾であったり、コミュニティ運営だったり、シグナル配信といったものがそれに当たります。
ネットの広告で、「簡単!スマホだけですぐに稼げる!!」とか「2タップするだけで○○万円稼げる!」などの広告文があったら要注意です。
そして、一番重要なのが、詐欺ではなく「詐欺まがい」であることなんです。
ブックメーカーはきれいごとを言っても、ギャンブルであることに変わりはありません。
ギャンブルである以上、勝つ人もいれば負ける人もいて、そのお金のやり取りの中で、ブックメーカーである胴元が儲けているという仕組みを考えれば、100人が100人勝つと言うことはありえないんです。
そして、その負けてしまった人からすれば、資金がなくなってしまった、または少なくなってしまったとなれば、「詐欺だ!」ということになるわけです。
しかしながら、その中でも勝った人が1人でもいれば、詐欺ではなく、「負けた人のやり方が悪かっただけ」ということになってしまいます。
そうすると、詐欺として訴えることはできないんです。
ブックメーカーを利用して、「詐欺まがい」なことをする人が多いことは事実ですが、このことと、ブックメーカー自体が詐欺であるということとはまったくの別物です。
重要な事なので、もう一度言いますが、 「ブックメーカーはギャンブルです」。しかし、他のギャンブルに比べると、勝てる確率が非常に高いのも確かです。
自分の賭けスタイルをしっかりと確立すれば、投資として儲けることも可能です。
重要なのは、お金を出して何かに頼るのではなく、自分で考え、行動し、結果を検証していくことが重要になります。
安易にお金を出して、結果を他人任せにしてしまうその考えが、「詐欺まがい」な人たちからすると格好の餌になってしまいますので注意が必要です。
「詐欺まがい」な事に対しての解説は以下の記事で詳しく書いていますので
興味のある人は覗いてみてください。
≫ブックメーカー初心者必読!ブックメーカー投資の詐欺まがいな手口を解説
まとめ
○ブックメーカーは詐欺ではなく、ちゃんと国の認可を取って営業している合法的なものである
○ブックメーカーの不払いなどの事件は発生していないので安心できる
○ブックメーカーは、プレーヤーに対してギャンブル依存にならないよう様々な施策を行っている
○ブックメーカーが詐欺なのではなく、ブックメーカーを餌にして初心者からお金を巻き上げる「詐欺まがい」なことが行われているので注意が必要