
ブックメーカーは、合法的にスポーツベットを楽しめるものですが、
そうは言っても「やるからには勝ちたい」と思うのが心情です。
ここでは、ブックメーカーの攻略法を解説していきたいと思います。
そもそもブックメーカーでは勝ちやすいのか?
ブックメーカーに限らず、ギャンブルはすべからく、
胴元が儲かるようにできています。
この胴元が儲かることを「控除率」または「ハウスエッジ」と呼びます。
当然、控除率が少なければ、賭け手側への配当が多くなるので、
儲かりやすいということになるわけです。
では、ブックメーカーはどれほどの控除率になるのか?
はたまた、日本の公営ギャンブルの控除率は?

宝くじ(totoなどの類似含む)
控除率50~55%
何より1等の金額がすごい!
配当のほとんどを数人で山分けするようなものです。
どんなに当たる確率が低くても、
人は夢を見て毎回買ってしまうんでしょうね。
ちなみに私は宝くじを1回も買ったことはありません。。。
また、この高い控除率は、ただ単に国が儲けているわけではなくて、
収益金により、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに費用が使われています。
宝くじが外れたら「社会貢献したわ~」って感じでしょうかね。
競馬・競輪など
控除率 平均25%(20~30%の間)
宝くじほどの大金を手にすることはできないにしても、
それなりに夢を見れる配当を手にすることができるのではないでしょうか。
そして、宝くじと大きく違うのは、
自分で予想をして、投票券を買えることです。
情報や経験によって、勝つ確率を上げることも可能になり、
のめりこむ人も多いのではないでしょうか?
ここでも収益金の一部は、畜産振興や社会福祉に使われています。
パチンコ・パチスロ
控除率 平均15%
今までの公営ギャンブルは、パリミュチュエル方式と呼ばれ、
集まったお金から決まった控除率を引いて残ったお金を分配する方式での
配当ですが、パチンコ・パチスロに関しては、
台やお店によって変わってきます。
パチンコであれば、釘や台の傾きなどを調整して、
出玉を調整したり、
パチスロであれば1~6まである設定をどのような配分で設置するかによって、
控除率は変わってきます。
また、日によっても控除率は大きく変わってきて、
マイナスの控除率(お店側が赤字)になる日もあったり、
まったく出ない日もあったりします。
パチプロと呼ばれる人もいるように、
お店の癖や情報、台の情報などを徹底的に研究することにより、
パチンコで飯を食うことができるかもしれません。
そして大きな特徴としては「すべて同一レート」であるということで、
公営ギャンブルのように、大きく張って一攫千金!とはいきません。
ブックメーカー
控除率 2~10%
ブックメーカーは、胴元の取り分が非常に低いギャンブルになります。
よって、賭け手側が非常に儲かりやすいとうことになります。
ではなぜ控除率を低くできるのでしょうか?
理由は2つあります。
- 集まるお金が半端ない
- 経費が掛からない
集まるお金が半端ない
これはネットの普及で、世界各国どこにいても賭けに参加できるようになり、
それに合わせて、賭けをする人口が増え、賭けの金額が増えたことが大きいです。
ブックメーカー大手であれば、
年間に2兆円以上のお金が集まります。
そのうちの5%を控除(利益)としても、
1000億円儲かるということになります。
経費が掛からない
賭けの場を提供しているだけなので、
コストがかからないのも、控除率に反映されます。
パチンコ店の場合は、お店の家賃や、台を購入する費用などの経費がかかりますが、 ブックメーカーはそういった経費は必要がないため、賭け手に還元できるという面もあります。
まずは自分がよく知っているスポーツからスタート
控除率が低く、儲けやすいといっても、
まったく知らないスポーツに手を出すことはあまりお勧めしません。
初めは、好きでよく知っているスポーツから始めることをおすすめします。
ブックメーカーでは、世界各国のスポーツを取り扱っているので、
日本のプロ野球(NPB)や、J-リーグ(サッカー)、B-リーグ(バスケ)などもオッズがついて賭けの対象になっています。
アービトラージ取引を知っておこう
アービトラージとは裁定取引のことで、
これは、同一の価値を持つものが一時的な価格の差が出た際に、
高いものを売り、安い方で買う取引のことです。
よく、FXなんかで通貨間のレートにひずみがあり、
そのひずみをうまく利用して売買する時に使ったりします。
ブックメーカーの場合は、スポーツの試合で、ブックメーカー間でのオッズの差を利用して、 どちらが勝っても利益を出す手法のことです。
例えば、Jリーグで川崎×長崎の試合があったとします。

この場合、
ブックメーカーAで「川崎の勝利」に8,000円
ブックメーカーBで「長崎の勝利」に2,000円
そうすると、
「川崎の勝利」で10,400円払い戻し(10,000円を引いて400円勝ち)
「長崎の勝利」で11,000円払い戻し(10,000円を引いて1,000円勝ち)
どっちが勝っても儲かるというミラクル。
これがアービトラージです。
しかしながら、この方法はどのブックメーカーも規制を強めていて、
疑わしい取引があると、口座を凍結されてしまう恐れがある方法です。
ギャンブルにおける必勝法
ギャンブルにおける必勝法と言われるのは、
主に2つの方法があります。
- マーチンゲール法
- 逆マーチンゲール法
これは確率が50%の賭け方に対応した必勝法で、
- 勝ち/負け
- 赤/黒
- 奇数/偶数
などに対応しています。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、「負けたら倍賭け」する方法です。

引き時は、勝った時ですね。
勝つまで続けるので、負け続けると赤字が増えていきます。
ただ、1回勝てば大きなリターンはないですが、今までの負けを取り戻せて、プラス収支にすることができます。
一見、完璧な必勝法のように感じますが、
問題点が2つ
- 資金不足に陥る
- MAXBETを超えてしまう。
資金不足に陥る
言葉通り、手持ちの資金を超える金額まで負け続けてしまうと、
賭けを継続できなくなってしまいます。
資金に余裕のある人向けの必勝法ですね。
MAXBETを超えてしまう
いくら手持ち資金が豊富であっても、
1回に賭けられる金額の限度を超えて賭けることはできません。
逆マーチンゲール法
マーチンゲール法の「逆」ということなので、
勝ったら倍プッシュするという方法です。

逆マーチンゲール法については、
大きく負けないための方法になります。
勝ったらその払い戻しをそのまま次の賭けに回すので、
連勝することで大きな利益になります。
注意点は、「どこでやめるか」ということです。
払戻をそのまま賭けているので、
1回負けると、もともと初めに賭けた「1」をとられてしまうので、
マイナス1になってしまいます。
潮時を自分で意識することで勝ちにつながっていきます。
ブックメーカーでマーチンゲール法をやったらどうなった?
ブックメーカーでは、コインが裏か表か?のような、
純粋な50%ギャンブルはありません。
カジノのルーレットでの50%ギャンブルも厳密にいうと、
「0」と「00」の存在があるので、50%を切ります。
スポーツベットの中で、その状態に近いのが、
バスケットボールの「Game Lines TOTAL」という賭け方です。
これは、両チームの合計スコアが000.5より高いか、低いかを予想するものです。
オッズはほぼ固定で「1.83」
試合の流れで、基準となる合計スコアが動いていきます。
この賭けで、マーチンゲール法を使ったら儲かるのか実践してみたいと思います。
現在、実践中なので、今後ここでも結果を紹介していきたいと思います。
まとめ
ブックメーカーは、いわゆるギャンブルの中では突出して儲けやすい。
しかしながら、必勝法は存在しない。
自分の得意な(知識を持った)スポーツであれば、
比較的勝ちやすすいので、初めはそういったスポーツから慣れていくことが重要