新型コロナウイルスによるブックメーカー的な影響のまとめ

2020年1月末から中国を発祥として猛威を振るい始めた「新型コロナウイルス」。

中国、韓国、日本などのアジアだけではなく、現在世界中に影響が出ています。

ブックメーカー的にこの新型コロナウイルスの影響はどの位出ているのか、情報をまとめてみました。

新型コロナウイルスとは

さて、ここで新型コロナウイルスについて少し詳しく説明していきたいと思います。

「新型」というだけあって、今までも「コロナウイルス」は存在していました。
その種類は6種類あり、そのうちの4種類は一般の風邪の10~15%を占めていて、ほとんどが軽症の肺炎になります。

残りの2種類が、2002年に発生した「SARS(サーズ)」と、2012年以降に発生している「MERS(マーズ)」になります。

今回の新型コロナウイルスは、今までの6種類と異なり、7種類目のコロナウイルとなります。

症状としては、発熱や咳、のどの痛みなどがあり、通常の風邪と大きく差があるわけでありませんが、市販の風邪薬などでは治療ができないと、症状が長引くことがあります。

また、高齢者や基本的に疾患をもっている人などは重症化することもあります。

今現在(2020年3月15日)、特効薬は開発されておらず、特効薬がない新型のウイルスということもあり、全世界で新型コロナパニックが広がっています。

日本国内でのスポーツへの影響

日本国内でのスポーツにおいて、新型コロナウイルスの影響により開催を中止、延期が相次いでおり、今年の夏に開催予定の東京オリンピックの代表選考レースなどにも影響が出ています。

プロ野球(NPB)の対応

2020年3月14日でオープン戦の全日程が終了しました。
オープン戦はすべて無観客で行われました。

そして、ペナントレースの開幕については、当初は3月末に開幕する予定でしたが、現在は4月10日以降の開幕となっており、今現在、正式な日程は出ていません。

その後、ペナントレースの開幕についてはいまだに未定の状態になっています。

春の高校野球

高校野球については、全日程中止が決定されいます。

泣き崩れる高校球児を見ると胸が締め付けられる気持ちになります。

Jリーグ(サッカー)

プロ野球より一足早く開幕したサッカーJリーグですが、現在は開催を中断しています。
4月3日再開を目指していますが、まだ正式に決定がされていません。

その後、J3から順次開幕をして、次にJ2、最後にJ1が開幕する予定になっています。

Bリーグ(バスケットボール)

Bリーグは一時中断をしていましたが、3月14日より無観客による試合を実施し始めています。
今後も無観客でのリーグ戦が続くと思われます。

しかしながら、3月の末から「今シーズンはすべて中止」という発表がありました。
非常に残念で仕方ありません。

テニスの影響

世界各国でびっしりとツアーが組まれているテニスですが、今現在、実施されているテニスの試合は「0」です。

それもそのはず、ATP(男子プロ)、WTA(女子プロ)、ITF(世界テニス)の3団体ともに、下部組織を含めたツアーを全て中止にしているからです。

4月下旬までこの状況は続き、4月下旬以降はツアーの中心がヨーロッパに移るため、現在の新型コロナのヨーロッパにおける状況を考えると、4月下旬以降も中止や延期が続きそうな勢いがあります。

私もブックメーカー投資はテニスを中心にしていたので、この全試合の中止はかなり痛手になっています。

サッカーの影響

日本のJリーグが開催を中断しているサッカー界ですが、他の国での状況についても、そのほとんどが同じような対応になっています。

ヨーロッパの4大リーグ(イングランド、イタリア、スペイン、ドイツ)については全てリーグ戦を中断しており、再開の見込みが立っていません。
一応4月上旬に再開を予定していますが、世界的なパンデミックの舞台は中国・アジアからヨーロッパに移ったとWHOが発表しているように、非常に厳しい状況になってきています。

イタリア、スペインでも選手から新型コロナウイルス感染者も出ており、今シーズンの再開は厳しいと思われます。

フランスのリーグ・アンについては、4月上旬までの1か月程度、無観客での試合を実施すると発表しています。

その後、フランスは外出禁止令が出るほどの爆発感染が確認され、サッカーリーグについても中止になりました。

現在、ブックメーカーで賭けることができるのは、中東や東南アジア、中南米やロシアなどのリーグのみとなっており、あまりなじみのないリーグとなるため、リーグの特色やチームの知識がなく、難しいベットになってしまっています。

また、最近ではリアルのサッカーの試合がほとんど行われていないため、サッカーの項目にeスポーツのサッカーが入ってきており、これまた予想も非常に難しいものになってきています。

バスケットボールの影響

日本のBリーグは無観客でのリーグ戦が再開されましたが、バスケットボールの本場であるアメリカのNBAについては、選手が新型コロナウイルスの感染者が出てしまい、現在は当面の間リーグ戦を中断しています。

バスケットボールは4月、5月はプレーオフが始まる、リーグ戦の終盤を迎えていたところでのリーグ戦中止は、非常に寂しい。

バスケットボールのヨーロッパリーグ、韓国リーグなども中止・延期が相次いでおり、サッカー同様、中東やロシアのリーグのみが賭けの対象になっています。

2020東京オリンピックの影響

これから注目を集めるのが、7月24日に開会式を予定している東京オリンピック。

日本オリンピック委員会(JOC)は予定通りに開催すると明言をしていますが、世界オリンピック委員会(IOC)の一部の委員からは、延期や中止の発言が飛び出し、JOCは国内での火消しに奔走する中、アメリカのトランプ大統領は「オリンピックは予定通りに開催するべき」というような発言があり開催に後押し。

そんな中、一部のブックメーカーは、「2020東京オリンピックが開催されるかどうか?」のオッズを発表しています。

ブックメーカーによって表現は違いますが、おおむね「2020年7月24日に開会式が行われるかどうか?」という表現をしています。
中止というよりも、予定通りの日程で行われるかどうかが賭けの対象になっているようです。

WHOが発表した「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」宣言が出た後は、「予定通り開催する」というオッズは上昇し、予定通りの開催確率が低くなっているとブックメーカーは見ているようです。

【その後】

3月末に東京オリンピックの延期が正式決定しました。

ブックメーカーで延期にかけていたら儲けることができたのに・・・
オリンピックが延期されたのも残念ですが、延期に賭けていなかったことも残念。

まとめ

○世界で大流行している新型コロナウイルスの影響で、スポーツの開催が見送られ、賭ける試合数が激減している。

○ほとんどのスポーツは4月に入ってから再開を予定しているが、今後の情勢によっては影響が長期化するかもしれない。

○ブックメーカーによっては、オリンピックが予定通りに開催されるかどうかにオッズをつけている。