
同じ投資方法を実践しているのに、ある人は儲かり、ある人は負けてしまう。
ブックメーカー投資で失敗する人のほとんどは、投資方法に問題があるのではなく、ブックメーカー投資をする上で重要なマインドを持っていないことが、根本的な問題であることが多いです。
ここでは、ブックメーカー投資で成功するための重要な4つのマインドを紹介していきます。

ブックメーカー投資で重要な4つのマインド
ブックメーカーで投資として利益を出そうと思った時に重要になってくるのは、テクニックよりもマインドが重要になります。
勝てるノウハウを探すよりも、マインドを鍛えなければいけないですし、もし仮に「必ず勝てる!必勝法!!」的なものがあったとしても、このマインドが無ければ、必ずと言っていいほど負けます。
それほどにマインドは重要な物になります。
では、ブックメーカー投資で資金を増やすために必要なマインドとはいったいどんな物でしょうか。
- マインド1 賭ける根拠を明確にする
- マインド2 投資資金は余裕資金内で設定する
- マインド3 目標利回りを明確にする
- マインド4 資金管理をしっかりする
この4つのマインドをしっかりと習得すれば、どんな投資方法だったとしても、資金を増やすことができるようになります。
ブックメーカー投資が他の投資よりも稼ぎやすい理由
投資といえば、不動産投資や株式投資、FXなどがありますが、どの投資をするにしても、マインドが重要であるということは共通しています。
ということは、ブックメーカー投資で必要なマインドを習得すれば、他の投資でも稼げるということになります。
それでも、ブックメーカー投資が良いのは、他の投資に比べ、「稼ぎやすい」ということです。
不動産投資のメリット・デメリット

不動産投資は、不労所得の中でもサラリーマンに人気の投資になります。
不動産投資のメリットは、土地や建物を所有できる点にあります。
最終的に土地や建物を売ることができ、資金が0円になることはほとんどないという点がメリットです。
ただし、デメリットとして、大きな借金(ローン)を抱えないといけないことと、入居者がいない場合に収入が0円になってしまうこと。
そして、いざ売りに出そうとしたときに、価値が下がってしまって思ったような売却ができないという点です。
また、複雑な法律の上に運用をしないといけないため、知識量としても多くの知識を必要としますし、もし知識がない場合は、最悪詐欺にあってしまうことも。
株式投資のメリット・デメリット

株式投資のメリットは、こちらも株券を所有できるところがメリットになります。
最悪、株券を売れば0円になってしまうことはありません。
(売れればですが・・・)
そして、株価の上昇以外にも、株主優待などでいくばくかの利益を出すこともできるのが株式投資の面白いところです。
この株主優待を目当てに株を買う人もいるくらいですから。
そしてデメリットとしては、株式投資はある程度のまとまった資金がないと始められないというところでしょうか。
通常で100万円前後の資金で始めるのが一般的で、最低でも10万円程度は必要になります。
その10万でも買える株の銘柄は一部になってしまいます。
そしてもう一つのデメリットが、買いたいときに買えないし、売りたいときに売れないというのがデメリット。
株の取引はある意味オークションみたいな物なので、売りたい!と言っても、買う人がいなければ売れないですし、買いたい!と言っても、売ってくれる人がいなければ売れません。
資金の流動性を考えると、この辺はデメリットになると思います。
FXのメリット・デメリット

最近は規制が厳しくなりましたが、FXの醍醐味は「レバレッジ」を利かせて取引できる点です。
比較的少ない資金でも始めることができるので、他の投資に比べてハードルが低いのがメリットになると思います。
通貨間の取引においては、専門的な知識が必要になるため、テクニカル分析や、ファンダメンタル分析などの勉強が必要ですが、勉強をしたとしても、儲かるとは限りません。
それほどFXについては専門的で、初心者をカモにして、一部の資産家やファンドが儲けているのが現状のため、FXに参入してうまく儲け続けることは難しいと思います。
ブックメーカー投資のメリット・デメリット
ブックメーカー投資は、今まで説明してきたような投資に比べ、他のデメリットがほとんどなく、初心者でも安心して投資をしていただくことができると思います。
不動産投資のように、多額の資金は必要なく、最低20円からベットすることができますし、株式投資のように買いたいのに買えないということがなく、買いたいだけベットすることができます。
そして、FXのように専門的な勉強はほとんど必要がありません。
ブックメーカー投資のデメリットを挙げるとすると、現在、日本においてブックメーカーをすることが合法でないという点です。
「合法でない=違法」ということではなく、日本において現存する法律が無いため、合法でないということになるわけです。
違法・合法については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ブックメーカーは違法?合法?
①賭ける根拠を明確にする
「勝てると思った時だけ賭ける」
当たり前と思うかもしれませんが、これができない人が多いのが現実です。
いわゆる「ポチポチ病」と呼ばれるもので、根拠が不十分でも賭けたくなってしまうという病気?!です。
「勝てそうだな」という楽観的で根拠のないベットはしてはいけません。
そういった賭けをしてしまうと、負けた後に「なんでこれに賭けたんだろう?」と後悔することになるのと同時に、当然資金も減っていってしまいます。
賭けれそうな試合があったら、すぐにベットするのではなく、情報をしっかりと精査して、そのうえで賭けれる試合であればベットするくらい余裕を持つことが重要です。
しっかりと精査している間に賭けのタイミング逃してしまったとしても、無理にエントリーをして負けてしまうよりもずっと良いと割り切りましょう。
エントリーできる試合はまだまだたくさんあるんですから。
そして、賭ける根拠を明確にすることで、勝つ根拠・負ける根拠が明確になるのが最大のメリットです。
1回1回のベットに対して、しっかりと振り返りができるということです。
これができることで、今後の勝率アップにつながっていきます。
②投資金額は余裕資金内で設定する
ブックメーカーで投資しようと考えた時に「絶対に」余裕資金で行ってください。
どんなに資金が少なかったとしても、その少ない資金で始められるのがブックメーカーのメリットでもあります。
余裕資金じゃなく生活に必要なお金でブックメーカーをしてしまうと、
「絶対に勝たなくては!」
「絶対に資金を増やさなくては!」
というマインドでの投資になってしまいます。
そのうえ、「~までに!」が付くと、ほぼ100%資金はなくなってしまうと思ってください。
「勝たなくてはいけない」というマインドは非常に危険なマインドです。
投資の基本は「トータルで利益を出す」ということです。
どれだけ「期待値」を追えるかにかかっています。
勝つときはあまり意識しませんが、負けるときにどれだけ「期待値」を意識できるかが重要です。
いわゆる「損切り」の考え方です。
ブックメーカーでは、「キャッシュアウト」という機能があり、試合の途中でも賭けを降りることができます。
この「キャッシュアウト」をしっかりとできるかどうかが重要です。
そして、初心者であればあるほどキャッシュアウトができません。
この「損切り」ができるかできないかで、期待値は大きく変わってきます。
「期待値」についての詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。
≫ブックメーカー投資は期待値が全て/期待値についての完全解説
③目標利回りを明確にする
さて、あなたは「いくら儲けようと思っていますか?」
こういった質問をすると、「そりゃあ稼げるだけ稼ぎたいです」と答える人がいますが、こういった人はブックメーカー投資で負けてしまう危険信号です。
ブックメーカー投資はあくまで「投資」なので、自分の投資でどれだけの利益を出すべきかを明確にしないといけません。
限りなく稼ごうとするマインドは危険です。
「自制心」が重要になってきます。
そして、高すぎる目標はすぐに挫折し、投資で挫折とは資金が減ったり、なくなったりすることを意味します。
現実的な目標利回りを設定するべきです。
仮に「日利3%」を目標にすると、「月利で90%」になります。
【始めの資金が10,000円だった場合】
スタート 10,000円
1か月目 19,000円
2か月目 36,100円
3か月目 68,590円
4か月目 130,321円
5か月目 247,600円
6か月目 470,440円
これはあくまで単純計算ですが、始めは1日300円儲かるように運用することで、その後は、1か月を追うごとに掛け金を上げて同じように運用(複利運用)すれば、半年後には資金は47倍になります。
やればやるだけ儲かるから、天井知らずで儲けようとすると、無理なベットをしてしまったり、負けを取り戻そうとして掛け金を跳ね上げたりと、もはや投資ではなく、ギャンブルに早変わりします。
しっかりと無理のない目標利回りを設定して、日々その利回りを取れるように戦略を立ててベットしてくことが重要になります。
④資金管理をしっかりとする
そして、最後のマインドは「資金管理」です。
投資をする上で一番と言っていいほど重要なことは資金管理になります。
100%の資金を1回のベットで全て賭けてしまうのは、無謀にも程がありますし、かといって、100万円の資金がありながら、100円のベットをしていては、資金をうまく活用しているとは言いにくいです。
では、どのくらいの資金でベットしてくことが理想的なのか?
これには正確な答えがありませんが、一般的には、資金の1/5程度を1度のベットで使うのが良いとされています。
これはあくまで目安の割合となり、勝率があまりよくない場合は、もう少し資金を少なくするべきですし、勝率が高い場合には、もう少し資金を多くベットしても良いかもしれません。
あくまで自分の中での資金管理のルールをしっかりと作って、必ず守ることが必要になります。
まとめ
○ブックメーカー投資として成功するためには4つの重要なマインドがある
○賭ける根拠を明確にすることで、勝っても負けてもその後の勝率アップにつながるフィードバックをすることができる
○ブックメーカー投資をする資金は必ず余裕資金で行うようすることで、気持ち的に余裕をもって投資をすることが可能になる
○目標利回りを明確にすることで、もっともっとと欲張らなくなり、意味のない負けを回避でき、投資資金を増やすことが可能になる
○ブックメーカー投資で一番重要なのは資金管理。
○自分の感情をどれだけコントロールできるかが投資の鍵。一度の勝敗で一喜一憂せずに、全て「根拠」と「数字」で図るようにすることが重要である
