
「ブックメーカーで儲けても、どうやって出金したらいいの?」
せっかく儲けても、手元にお金が入らなければ、
ゲームセンターのメダルと同じになってしまいます。
各ブックメーカーにより対応が違っていますが、
ここでは、ブックメーカーからの出金方法を大まかに解説していきます。
個別のブックメーカーの出金方法については、 別途解説していきます。
ブックメーカーから出金をするには
簡単に言うと、入金の反対のお金の流れになります。
- ブックメーカーから直接自分名義の銀行口座へ出金
- ブックメーカーから電子決済サービス口座へ出金
この2通りの方法があります。

ブックメーカーから銀行口座へ出金
ブックメーカーから直接自分の銀行口座へ出金をします。
現在、銀行へ直接出金できるブックメーカーは少なくなっています。
【銀行口座へ直接出金できるブックメーカー】
- bet365/ベット365
- bettilt/ベットティルト
- Pinnacle/ピナクル
- NETBET/ネットベット
また、現在の日本の銀行では、
オンラインカジノやブックメーカーからの送金に対して、
内容確認の連絡がきたり、
金額が大きい場合、受け取れないことが発生しているので注意が必要です。
銀行口座への出金を依頼してから着金までに約7日~10日程かかります。
ブックメーカーから電子決済サービス口座へ出金
現在主に利用できる電子決済サービスが「ecoPayz/エコペイズ」になります。

ecoPayz/エコペイズの口座をまだ持っていない方は上のボタンから登録手続きを行ってください。
【ecoPayz/エコペイズへ出金できるブックメーカー】
- WilliamHILL/ウィリアムヒル
- spotsubet/スポーツベット
- bettilt/ベットティルト
- Pinnacle/ピナクル
- 10bet/10ベット
- NETBET/ネットベット
ブックメーカーからecoPayz/エコペイズへの出金の際には、
手数料が発生するブックメーカーと、手数料無料のブックメーカーがありますので注意が必要です。
また、ecoPayz/エコペイズ内に、出金する通貨の口座がない場合は、
両替手数料がかかりますので気を付けてください。
(ecoPayz/エコペイズ内で対応通貨の口座は簡単に作成することができますので、事前に口座を作成しておきましょう)
ecoPayz/エコペイズから銀行口座へ出金
一旦、ブックメーカーからecoPayz/エコペイズに出金をしたら、
そのままではお金は使うことが出来ませんので、
その後、日本の銀行へ出金手続きを行います。
日本の銀行へ出金する方法は2種類あります
- 高速ローカル出金
- 国際銀行送金
高速ローカル出金
手数料は、金額の1%(最低15ユーロ)
着金までに1日~3日と非常に早いのが特徴で、
国内の収納代行企業が間に入るので、確実に銀行へ着金できるメリットがあります。
(利用可能通貨:日本円、米ドル、ユーロのみ)
国際銀行送金
手数料は10ユーロ固定になりますが、受取の日本の銀行の手数料が必要になります。
また、マネーロンダリング対策やテロ対策の関係で、何のお金なのかの問い合わせなどがあることがあります。
ブックメーカーからの入金と言うと、着金を拒否される可能性が高くなります。
新生銀行やソニー銀行ではecoPayz/エコペイズからの送金は拒否されてしまいます。
出金依頼の前に済ませておかなきゃいけない身分証明
どのブックメーカーも初回の出金の際には、 本人確認が必要になります。
ブックメーカーにより本人確認の書類の種類や数は異なりますが、
「パスポート」または「運転免許証」は必須になります。
必要書類をスキャンまたは写真にして、
メールで送信またはシステム内の必要な場所にアップロードします。
その他の書類として、住所が確認できる書類の提出も必要になる場合があります。
- 住所が記載されている公共料金の支払い領収書
- 納税証明書
- 住民票
- 銀行明細 など
海外送金に伴う手数料はいくらかかるか
ブックメーカーから直接銀行へ送金する際、
ecoPayz/エコペイズから国際銀行送金をする際に、
日本の銀行側でかかる手数料があります。
- 被仕向手数料
- リフティングチャージ
- 中継銀行の手数料
被仕向手数料
これは、日本の銀行側で受取に必要な手数料となります。
日本のメガバンクだと、1,500円~2,500円程度手数料が必要になります。
現在、被仕向手数料が無料の銀行は以下の3行です。
- ソニー銀行
- あおぞら銀行
- 新生銀行・・・2019年12月から手数料発生
リフティングチャージ
同じ通貨での資金移動の際にかかる手数料となります。
- 日本円→日本円 ○かかる
- 米ドル→米ドル ○かかる
- 米ドル→日本円 ×かからない
- ユーロ→ユーロ ○かかる
為替(両替)の手数料が取れない時に、 銀行が徴収する手数料となります。
2,000円程度の金額を設定している銀行が多いです。
中継銀行の手数料
これはいつもかかる訳ではありませんが、
送金をするときに、別の銀行を中継した際にかかる手数料となります。
この手数料は、実際に送金してみないと銀行を中継するかどうかわからないので、
「結果としてかかった」という手数料です。
為替レートにも注意が必要
銀行の手数料とは別に注意が必要なのが、為替(両替)の際の為替レートです。
外国の通貨を日本円にする場合は、
できるだけ「円安」の時に両替するのが得策です。
また、両替をする際に注意が必要なのは、
テレビで流れてくる実勢レートで取引をしていないと言うことです。
両替をする際に使うレートは2種類あります。
- TTB(Telegraphic Transfer Buying rate)
- TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)
TTBは外貨から日本円に両替する際に使うレートで、
実勢レートよりも1円~2円安くします。
逆にTTSは日本から外貨に両替する際に使うレートで、
実勢レートよりも1円から2円高くします。
銀行や両替所においてそれぞれTTS、TTBを設定していますので、
一定のレートではありません。
例)
実勢レート $1=100円
TTB・・・$1=99円
TTS・・・$1=101円
100万円をドルに変える場合、実勢レートなら$10,000ですが、
TTSを使うので、$9,900の受取りになります。
(この場合、100ドルが手数料となります)
10,000ドルを円に変える場合、実勢レートなら100万円ですが、
TTBを使うので、99万円の受取になります。
(この場合、10,000円が手数料となります)
このように1円を足したり引いたりすることで、
両替手数料として徴収されます。
まとめ
いくらブックメーカーで儲けたとしても、
実際に出金できなければ意味がないので、
しっかりと出金の流れを知っておくことが重要。
ブックメーカーから出金をする際には、
ecoPayz/エコペイズを利用して、高速ローカル出金を利用するのが、
一番安全で確実
海外送金については、日本の銀行側がかなり厳しい監視をしているので、
着金のルールなどは銀行によっては随時変更になる可能性が高い。
常に最新の国際送金のルールを把握しておくことが重要。